レトロカメラ部の大谷です!
今日は、いつもお世話になっている製版屋さんで現場を見せていただきました。
ちょっと専門用語と文章ばっかりで疲れてしまうかもですが…
まずは製版から。
簡易校正に対して僕が入れた赤字を元に、画像補正してもらいました。
(みなさんレタッチはペンタブでなくマウスでやっていた。意外。)
補正した画像をレイアウト班の方が版下データに反映させて、RIP処理。
illustrator8でしか入稿できない新聞社さんがあるなどの理由で
使用しているパソコンは懐かしのMac OS9!
RIP処理後、いつも見せて頂いている簡易校正を出力していただく。
その間、データ送稿の手順の説明をしていただく。
illustratorでのチェック、アドチェッカー、DSチェッカーの
三重チェックでデータに問題がないか確認後、
専用の機械でCD-Rに送稿データを焼く。
最近はCD-Rを使用しない、PDFによるオンライン送稿への転換がはじまっているよう。
(ただ数年はCD-Rに送稿データを保存するやり方は変わらないそうですが)
両国の工場へ移動。
先ほど、RIP処理したデータを刷版(CTP)するところを見せてもらう。
初めて刷版機をみた!(FUJI FILM!)
その刷版を印刷機に入れ、バンバン印刷。
その間に見当合わせなど調整を行う。
(平台校正だと結局印刷機に通した際、色が変わってしまうため本機校正がほとんどのようです)
印刷したばっかりは色がきれい。
これがドライダウンして色が浅くなったり沈んだりしてしまうそう。
来週、ドライダウンした校正を見るのが楽しみです。
本などで工程は知っていたけれど、製版の現場を見るのは
初めてだったのでとても貴重な体験でした。
自分の制作したデータを紙という形にしてくれるために、
たくさんの人が関わっていることを改めて実感して身が引き締まりました…
macが導入される前からこの仕事に関わっている方にとっては
かなりデジタルになったと感じるのだと思うけど
僕にとってはとてもアナログで、「現場」っていう空気がとても好きでした。
帰りに食べたハンバーグ。チーズがすごい。